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「気候変動」から「気候危機」へ。できるアクションとしての太陽光発電と蓄電池

2021年04月13日更新

こんにちは。荘内電気設備株式会社・営業部の齊藤です。

1月にものすごい量の豪雪があってからあっという間に桜が満開の4月になりました。なんだかバタバタしてしまってゆっくりお花見もできずに桜は散ってしまいましたが、ようやく過ごしやすい季節になって気持ちが前向きになる毎日です。

さて、今回は「気候変動」についてお話ししようと思います。

私は今の仕事に就いてから再生可能エネルギーや太陽光発電の設置などに携わっていく中で自然と興味が湧いていくようになりました。ゲリラ豪雨や季節外れの降雪、気温が異常的に上昇する真夏日が偶然のものではないと感じ始め、大地震や規模の大きい台風被害などで停電リスクが高まっているなど、「あれ、なんかおかしいな」と思っていたことが、色々調べたり、専門家の話を聞いたりして、これは明らかに環境問題であると実感を伴ってきたからです。

昨年、私が担当させていただいた太陽光と蓄電池を導入されたお客様も、おうちの電気代削減目的に加えて「停電から家族を守る」というお話がとても印象的でした。真夏や真冬に停電になっても市内で離れて暮らすご両親が避難してこれる安心感があるのは確かにそうだなと思いました。停電が起きるのは稀ですぐ復旧するというイメージであまり訴求してこなかった部分がありましたが、酒田市内は落雷が多く、最近では停電が起きる頻度が以前より増えているので、太陽光と蓄電池のご提案をする際は自然と説明するようになりました。

「100年に一度」のはずの豪雨が毎年のように発生し、「過去最大」がいとも簡単に更新されている時代です。実は、日本は2019年に気候変動による自然災害の損失総額が世界一位だったことをご存知ですか? 地方だからと言って対岸の火事の話とせずに、もはや一刻の猶予もない、まさに「気候危機」というフェーズに入ってしまっていることを意識して、毎日の生活からちょっとしたアクションを起こすときという認識で、こういった環境問題に対する発信や、一般住宅や企業への自家消費太陽光のご提案、停電による業務停止などのリスクに対しての企業のBCP対策など、今できることを常に意識して日々の仕事に取り組んでいこうと思います。

今年は、4月22日にアメリカ主導で開催される主要排出国との気候サミットをはじめ、6月のG7、11月のCOP26など、「脱炭素」が主要議題となる国際会議が続きます。私たちもアンテナを高く張って、地域の皆様の安心安全な暮らしに一層寄り添ってお仕事をさせていただきたいと思います。

脱炭素の影響を一番に受ける世代が気候アクティビスト(活動家)となって発信するプロジェクトも増えてきています。

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