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太陽光発電と蓄電池を設置していただいたお客様の1日

2021年07月02日更新

荘内電気設備株式会社 太陽光発電アドバイザーの佐藤です。

先月太陽光発電と蓄電池をさせていただいたお客様のデータをご紹介します。

システム詳細

住所:酒田市 システム情報:太陽光発電4.5kW蓄電池14.08kWh(田淵電機)

令和3年6月28日の収支をご紹介します。

実際に自宅で使った電気の量になります、これには発電や蓄電池による自家消費部分は含まれておりません。

東北電力よりそうシーズン&タイムのため夜間(11.43円)昼間(26.73円)(43.14円)/kWの単価で算出しました。

グラフは太陽光発電と蓄電池が設置されていなかった場合に使っている電気量。夜間は11.43円/KW 昼間は26.73円と43.14円/KWそれをもとに1カ月の電気料金の計算をしています、時間帯により単価が変動する料金プランなので赤い金額部分だけ足すと1日の電気料金が576円、1カ月にすると17,280円(基本料金は別)比較的電気使用量の少ない月ですが結構使っていますね。よく見ると時間帯によって電気料金が違うため昼間は計12.864kW使用で432円 夜間は計12.589kW使用で144円 同じくらいの使用量でも昼と夜ではこんなに差が出ます。

次は太陽光発電蓄電池放電を表したグラフです。昼~夜まで太陽光発電と蓄電池で電気の使用を抑えていて、上のグラフと重ねると昼間の高い電気全く使っていません

下のブラフは蓄電池に電気を貯めている図で、上のグラフに合わせてみると発電している時間で貯めている様子がわかります。天気さえ良ければ2~3時間ほどで蓄電池満タンにして夕方~深夜までの電気使用に当てます

下のグラフは1日電力会社から買った電気量になります。深夜帯割安な電気を買っているので金額的にもお得なのがわかりますね、おそらくはエコキュートなどの湯沸かしに使われている電気でしょう。1kW=11円なのでわざわざ蓄電池から電気を使わないで買っているのです。

以上のように電気の購入を抑えたうえで使い切れない電気が発生しますので電力会社買取ってもらいます。これを売電といいます。

全てを合わせたものが下のグラフで、1日の収支がマイナス16円つまり一月に480円が電力会社に支払う電気料金になります。※基本料金は別

あくまでもこの日一日を平均とみた場合で実際は季節や天候などに左右されてしまうのでお約束するデータというわけではございません。このグラフは自家消費を優先にする設定になっているので、売電を優先にした場合は売電量の方が何倍にもなりますが当然購入電気は増えてしまいます。お客様のライフスタイルに合わせた設定なども含めた提案が大事なのかなと思います。つまり日中の電気使用量が多いご家庭では自家消費優先モード日中ほとんど居ないご家庭などは売電優先モードが良いと思います。また、すでに10年間の売電期間が終わった方などは自家消費優先モード一択になるでしょう。

今はAI機能が付いているものが多くその辺のコントロールも全てしてくれる機種も多く登場しています。

システム導入には多くの資金が必要になるので迷っている方も多いと思います、10~15年間でどのくらいの電気料金の支払いをすることになるか一度考えてみてください。

きっとその期間で太陽光や蓄電池を導入する以上のお金を電気料金として支払うことになるのではないかと思います。ご相談やお見積りは無料です、この機会に一度見直してみるのはいかがでしょうか。

最後に、今回紹介させていただきましたお客様は蓄電池容量が14.08kwhと大容量の物を設置していただきましたが、発電グラフの蓄電池残量のカーブを見ていただくとわかるように約半分程度の容量が残っています。つまりこの半分の容量である7.04kWhの蓄電池でも十分使用には困らないという事がわかるかと思います。

弊社では様々な容量の蓄電池をラインナップしています。この機会にどうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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