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「西の堺・東の酒田」 ~石炭火力発電~

2022年01月21日更新

再エネ事業部の齋藤厚紀です。先日、我が酒田市の火力発電の問題解決の糸口になるかもしれない?セミナーに参加してきました。

令和4年1月18日(火):テーマ「気候変動をめぐる最新動向」セミナー(会場:ガーデンパレスみずほ様)

講師:平田仁子(きみこ)氏(環境分野のノーベル賞ともいわれる「ゴールドマン環境賞」を受賞した博士です。)

約2時間のセミナーの中で、平田先生の主訴は、発電時に多量の二酸化炭素を排出する石炭火力発電の廃止であり、石炭を燃料にすると生態系の破壊や地域住民の健康被害を引き起こす問題点をお話くださいました。

国内各地で、石炭火力発電反対のデモ行進も行われており、早急な対応が求められております。

 

皆様ご承知の通り、酒田市には35万キロ発電する酒田共同火力発電所があります。山形県の使用電力の約半分を発電しており、また、酒田共同火力発電の昨年度の売上高は381億円で、酒田市の19年度一般会計の予算規模の63%、また、酒田港は発電用石炭の入荷に大きく依存しており19年は港全体の取扱貨物量の54%を石炭が占めています。※酒田市は室町時代から江戸時代にかけて「西の堺、東の酒田」と言われ、日本を代表する繁栄した湊町でした。

丸山至市長は「休廃止は酒田の雇用と経済に甚大な影響を与える。撤退が決まってからでは遅いので、地域にとっていかに重みのある事案なのかを関係者に訴えていきたい」と述べています。

また、ネットでもいろいろな意見が飛び交ってましたので一部掲載いたします。

  • 化石燃料はやめろ、原発は動かすな、ならどうやって電気作るのよ?
  • 環境に配慮したら自分らが失業で路頭に迷うよ。まさか自分が環境ポリコレの犠牲者に?
  • 市の収入の六割って酒田市は終わってる。
  • 地球環境と地元経済を天秤にかけて地元経済を優先しろなんて、そんなわがまま通用しないだろ?
  • 要は新型火力に置き換えれば良いだけの話。
  • 代替の発電所建設誘致を考えるべきで、廃止反対というのはどうよ?
  • 政府方針の脱酸素は世界的な流れでしょうがないけど、新しいエネルギーを生み出すまでどうやって産業を支えるんだろね?
  • 代わりにLNG火力を建設すりゃって話でもないんだろ?
  • 亜臨界圧→× 超臨界圧→× 超々臨界圧→○ 実に紛らわしいな
  • 廃止して大規模災害で泣きを見るよ。 俺んちには太陽光があるけどね

など、皆様、関心がありご心配されていらっしゃいますね。休廃止について感想やご意見などコメント欄にお気軽にお寄せくださいね

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